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2011年02月08日

地盤改良

昨日から新築工事が始まりました。

新築工事の一番初めは、基礎工事からです。

こちらのお宅は、地盤調査をしたところ約2m下まで地盤が悪いというのが分かったので、

地盤改良をすることになりました。

地盤改良とは、どんな事をするのかというと、判りやすく言えば、セメントと土を混ぜ合わせて

軟らかい地面を固くするということです。

地盤改良といってもいろいろ種類がありますが、柱状改良・表層改良などがあります。

地盤の悪いところが1m~1.5m程度の場合には、表層改良という工法を行います。

これは、基礎の下全体を改良する方法です。

それよりも深い場合(~4m程度まで)には、柱状改良という工法を行います。

こちらは、柱状(直径60cm)に改良する方法です。本数は、建物の大きさなどで変わります。

もっと深い場合には、鋼製杭を使ったり、コンクリート杭を使って施工します。

今回は、柱状改良を行いました。

地盤改良   地盤改良   地盤改良 




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黄色い車体の機械により穴を掘り、青い車体の機械からホースによってセメントミルクを

穴の中に注入しながらさらに掘り進めます。そして、固い地盤まで掘り進めつつセメントミルクと

土をよく撹拌して柱状に地盤を改良していきます。最後に、所定の高さまで改良した後に、

天端を平らに均して完成です。

この後は、柱状改良した上にベタ基礎を作っていきます。




Posted by 谷口建築 at 18:03│Comments(0)
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