はまぞう › 谷口建築

  

2011年08月19日

残暑お見舞い

暦の上では、もう秋になっていますが、残暑厳しい中お元気にお過ごしでしょうか?

今日(8月19日)より天気も悪くなると同時に少しだけ気温も下がって幾分かすごし易くなるようです。

まだまだ、暑い日が続くと思いますが、熱中症などに気を付けて、

水分(スポーツドリンクの方が良いです)をまめに取り体に気を付けてください。

現在、耐震補強工事を行っています。

対象となる住宅は、昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅で、各市町村によって異なりますが、

補助金が交付されます。これは、TOKAI-0というプロジェクトで、静岡県内の住宅を対象としています。

耐震診断・補強計画・補強と3段階に分かれていますが、それぞれに補助金が交付されます。

建て替えに対しても補助金が交付されます。

詳しくは、静岡県の耐震ナビ(http://www.taishinnavi.pref.shizuoka.jp/index.html)にて、確認してください。

S56.5.31以降に建てられた木造住宅は、補助金の対象外ですが、不安に思われている方も少なくないと思います。

こちらの建物に関しては、すべて実費になりますが、耐震補強・制震工事(制震ダンパーによる揺れの軽減)・

屋根材・外壁材の交換による建物の重量の軽減などのさまざまな方法による工事の相談もしています。

ご興味のある方は、メールにてご連絡してください。



先日、天竜川の川下りで、痛ましい事故が発生しましたが、地元の私たちでも川の真ん中で、

あのように渦が巻いているところがあるとは知りませんでした。川の流れは、速く急に深くなっている所もあるので、

子供たちには、川の中までは、入って遊んではだめだと注意はしていました。

地元だということもあり、天竜下りの船に乗ってみようとも思いませんでした。

それは、堤防などから見たところ日本ライン下りのような急流の場所があるでも無くゆったりと遊覧している姿しか

見ていないからでした。だから、今回のこの事故が起きた時には、(エエまさか)という思いが最初感想でした。

そして、自然の力はやはり怖いものだと、つくづく思い知らされました。

亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げるとともに行方不明になられている方々の一刻も早く発見されることを強く望みます。


  


Posted by 谷口建築 at 11:07Comments(0)

2011年07月05日

住宅版エコポイント

住宅版エコポイントも残り1か月を切りました。

本来は、去年の12月31日までで終了の予定が今年いっぱいの予定に延びました。

しかし、当初計上されていた予算に達してしまうのが、理由だと思いますが、

東日本大震災の影響もあるのではないでしょうか。

でも、たとえ予定の予算に達していなくても、東日本の復興のために使っていただきたいと思います。

これから住宅エコポイントの対象工事をされる場合は、7月31にまでに着工をすればいいので、

まだまだ間に合います。

エコリフォームにもいろいろな種類があります。

窓の断熱改修 ・外壁・屋根・壁又は床への断熱材の施工・バリアフリー改修などがあります。

窓の断熱改修は、壁などの周りをいじらなくても出来るので、短期間で予算も割と低くできます。

窓をペアガラスにしたり、内窓を付けて、二重サッシにすれば、断熱だけではなく騒音も

かなり軽減できます。

全窓をペアガラスにしたお宅は、隣に児童公園があり日中窓を開けていると、

かなりの騒音(子供の遊んでいる声)ですが、窓を閉めれば、ほとんどの人が、

外の音が、気にならないレベルまで静かになります。もちろん、光熱費もぐっとお安くなります。

エコポイントの対象として工事をされる場合は、なるべく早い方が良いと思います。

また、エコポイントの有無にかかわらず、窓の断熱改修は、お手ごろで、効果が有りますので

お勧めです。
  


Posted by 谷口建築 at 13:59Comments(0)

2011年05月11日

太陽光発電

太陽光発電は、近年需要が高まってきています。

太陽光発電による恩恵(メリット)は、なんでしょう。

①電気代の節約
  
  例 1か月の光熱費比較
  
   電気+ガス併用住宅   約15,000,-

   オール電化住宅     約9,800,- 約35%節約

   太陽光パネル+オール電化住宅  約3,000,- 約80%節約

   余剰電力を電気会社に売電(42円/kwh)上記金額は、条件により異なります。

②電気が売れる

 太陽光発電による昼間に作った電気を使いきれない場合は、余剰電力を

 電力会社に売ることが可能です。

 通常は、電力会社と、「買電契約」を結び、電気を使いますが、

 「売電契約」を結ぶことにより余剰電気を売ることができます。

③環境に優しい

 現在は火力発電が中心となり水力発電・原子力発電などいくつかの方法があります。

 火力発電のようにCO2を排出したり、原子力発電のように万が一の場合に

 放射能漏れなどの心配のいらないクリーンな発電システムです。

④災害時に電気を使える

 昼間の停電や、先の震災のようにライフラインが断たれてしまった場合でも、

 日射さえあれば、電気を使うことはできます。

デメリット
 

パネルの寿命
 
 太陽光発電システムの減価償却計算の基礎となる法定耐用年数は、大蔵省令によるると、

 17年と想定されています。

 しかし、利用状況によりそれ以上長い期間利用することが可能です。

 メーカーにより25年間出力保証しているところもあります。



太陽光発電だけでは、日射のある昼間しか電気を使うことができません。

そのため最近では、家庭用の蓄電池を検討する動きも見えてきています。

今回紹介する、リチウム電池式ポータブル電源 蓄電くん を

併用すれば、昼間は、太陽光発電を使い、夜には蓄電くんを使って電気を使うことができます。

蓄電くんは、約11kgなので災害時だけではなく、アウトドアでも活用できます。

興味のある方は、ホームページよりメールにて問い合わせください。
  


Posted by 谷口建築 at 16:16Comments(0)

2011年03月25日

制震工事

東日本大震災に被災された方に心から、お見舞い申し上げます。

1日も早い復興を願っています。

私の住んでいる浜松市も約35年ほど前よりも東海大震災が起こるといわれ続けています。

被災された地域の方とは、距離的には、離れていますが、

いつ同じ様に被災するかも知れません。報道を観ているととても他人事のように思えません。



昨日は、制振装置の取り付け工事を行ってきました。

制振とは? 油圧ダンパー・減衰ゴムなどの制震装置で揺れを吸収することです。

今回は、油圧ダンパーによる制震装置の取り付けを行いました。

1階約33坪・2階約33坪の総二階のお宅の1階部分に取り付けました。

全部で16か所の取り付けです。取り付け場所や取り付け個数は、ダンパーのメーカーに

図面を送り、最適な個所に取り付けるように設計をしてもらいました。

具体的に取り付け方の流れとしては、壁上部(天井に近い所)に50cm角程度の

穴をあけます。次に油圧ダンパーを梁と柱の所定の位置と角度を保ってしっかりと取り付けます。

取り付けが終わったら、穴を元の様に塞ぎ直し、仕上げ工事(クロスの張り直し)をして終了です。

工事は、取り付けから仕上げ工事までで3~4日程度で終了します。

木造住宅ならば対応できます。効果もかなりあると思いますので興味のある人は、

問い合わせをして下さい。










  


Posted by 谷口建築 at 17:20Comments(0)

2011年03月10日

屋根瓦

屋根瓦

今日は、屋根瓦を葺いたいます。

今回使っているのは、陶器瓦の平板瓦です。

この瓦は、昔からある日本瓦と同じ材質で同じ焼きですが、

形が、波型ではなく平らな瓦です。






この瓦は、昔のように土を乗せる必要がなく桟を打って引掛けて葺いていきます。

そして、くぎを打って固定していきます。

葺いて行くと瓦同士が、互いに引っ掛り合い台風の強風でも飛んで行く心配が

ほとんどありません。

瓦葺きですが、従来の瓦のように土を乗せる必要がないため重量もかなり軽くなります。

これは、建物の耐震性能にも関係してきます。

重たい物を一番高い所に乗せる訳なので、地震の時には、重たいほど揺れが大きくなります。

だから、従来の日本瓦葺きよりも軽くなるので、有利になります。

屋根が軽いほうが、有利なのでもっと軽い素材も多数あります。

カラーベスト(厚み5mm)・セメント瓦(厚み25mm程度)・金属葺き屋根など

色々な種類があります。

どの屋根材を使用しても耐震性は、しっかりと確保することはできるので、

外観などを考慮して選択するといいでしょう。

瓦屋根は、カラーベストや金属ぶき屋根などに比べると少し費用がかさみます。

ただ、長期的にみると、瓦屋根は、ほぼメンテナンスフリーですが、

他の屋根材は、10~15年程度で塗装の塗り替えが必要になってきます。

この様な事も考慮して選ぶのもよいでしょう。  


Posted by 谷口建築 at 15:12Comments(0)

2011年03月02日

上棟(建前)

上棟(建前)工事

いよいよ、建前です。

建前というと、1つの大きなイベントみたいな物でもあります。

お施主さんにとっては、これから長く住む住まいが、具体的な形に成っていくわけですから

とてもワクワクした気分になっています。

天気も1日ナントか雨も降らずに工事を進めることができました。

上棟工事をやる前には、まず土台を据えてその上に柱を立てていきます。

土台を据えるのは、前日又は、前々日に行います。






そして、建前当日に柱を建て・梁を組んでいきます。
















屋根の下地(垂木)を並べたところで作業を終了します。

そして、屋根の上に梵天を立てて、飾餅と洗米・塩・お神酒をお供えして

工事の無事とこれから建てていく住まいの益々の発展をお祈りして終了となります。



  


Posted by 谷口建築 at 11:48Comments(0)

2011年02月16日

基礎工事

基礎工事

基礎工事といっても色々な種類があります。しかし、今は、住宅の基礎の主流は、

ベタ基礎というものです。

ベタ基礎とは、建物全体を1つのコンクリートの床板によって支える基礎のことです。

昔(今もあります)主流の布基礎よりも地震や不動沈下などによって、基礎に亀裂が生じたり

歪みが起こったりすることがとても少なく、丈夫な基礎なんです。

所定の深さまで掘削しています。

外周部は、より地盤より深くします。




10cmの厚みで砕石を敷き転圧をして締固めます。




防湿シートを敷いて地面からの湿気を止めた上に鉄筋を配筋していきます。



ポンプ車を使って床板のコンクリートを打っていきます。





今日の作業は、これで終わりです。

明日からは、基礎の立ち上がり部分のコンクリートを打つための型枠を入れていきます。  


Posted by 谷口建築 at 17:03Comments(0)

2011年02月08日

地盤改良

昨日から新築工事が始まりました。

新築工事の一番初めは、基礎工事からです。

こちらのお宅は、地盤調査をしたところ約2m下まで地盤が悪いというのが分かったので、

地盤改良をすることになりました。

地盤改良とは、どんな事をするのかというと、判りやすく言えば、セメントと土を混ぜ合わせて

軟らかい地面を固くするということです。

地盤改良といってもいろいろ種類がありますが、柱状改良・表層改良などがあります。

地盤の悪いところが1m~1.5m程度の場合には、表層改良という工法を行います。

これは、基礎の下全体を改良する方法です。

それよりも深い場合(~4m程度まで)には、柱状改良という工法を行います。

こちらは、柱状(直径60cm)に改良する方法です。本数は、建物の大きさなどで変わります。

もっと深い場合には、鋼製杭を使ったり、コンクリート杭を使って施工します。

今回は、柱状改良を行いました。

       




        




黄色い車体の機械により穴を掘り、青い車体の機械からホースによってセメントミルクを

穴の中に注入しながらさらに掘り進めます。そして、固い地盤まで掘り進めつつセメントミルクと

土をよく撹拌して柱状に地盤を改良していきます。最後に、所定の高さまで改良した後に、

天端を平らに均して完成です。

この後は、柱状改良した上にベタ基礎を作っていきます。

  


Posted by 谷口建築 at 18:03Comments(0)

2011年01月24日

外壁の塗り替え

外壁の塗り替えというのは、外壁が本物のタイルでない限りは、必ずついて廻るものです。

概10~15年で1回塗り替えをしている方が、多いと思います。(中には20年以上の方も)

外壁のメーカーなどは、7~10年程度で塗り替えを推奨しています。

ただ、住まいの建っている場所や条件によって様々なので一概には言えません。

簡単な目安としては、指で外壁を軽く擦って、指先に白い粉上のものが着いたら

そろそろ塗り替えの時期です。

外壁材は、水を通さないんだから、大丈夫じゃないの?と言われる方もいますが、

サイディンク(一般的な外壁材)を釘打ちしている場合には、その釘を打ったところより

長い間に水が入り、サイディング自体が膨張する事によって釘が浮いてしまうことがあります。

このまま、ほおっておくと最悪外壁材が外れてしまったり雨水が浸入して、柱や土台などが

腐ってしまうことがあります。こうなると修理費用も高額になるので、ある程度の時期が来たら

塗り替えをしてください。

ここで1つ注意 『安く塗り替えするからやりませんか?』などと

飛び込み営業で廻って来る業者がいますが、こういう業者は、気を付けてください。

塗り上がってしまうと、判りませんが、2~3年程度で、艶が無くなってきたり色が褪せてきたり

してしまう事があります。これは、水性塗料を使ったり、粗悪な塗料を使っていることが多いです。

また、手抜きをする業者もあります。安く見せるには、こんなことをしているのです。

この様な事が無い様に、すぐに返事をしない又は、ハッキリと断ることが大事です。一番いいのは、

病気の時に行くホームドクターのように、信頼できる我が家のホームドクターを見つけておく事です。  


Posted by 谷口建築 at 11:59Comments(0)

2011年01月21日

来月よりの新築工事

木造平屋建ての新築工事が始まります。

日程が決まったのでお知らせします。

2月7~8日  地盤改良(柱状改良)

2月9~23日 基礎工事(ベタ基礎)

2月27日   上棟工事(建前)

上記日程で新築工事が始まります。
一般の見学会では、見ることのできない工事中の現場です。
特に見学会としてでは、ないので、実際に職人さんの働いている姿を
見ることができます。

≪自由に見学して頂けますが、ご近所迷惑になるような行為(駐車違反・ごみを捨てるなど)は、
 絶対に行わないで下さい。作業している中にまでは入らずに見学してください。≫

興味のある方は、ぜひ見学してみてください。

現場   浜松市東区大島町718 

なお、弊社職員は、常駐していませんので、ご説明などのご希望の場合には、
弊社まで、ご連絡してください。

  


Posted by 谷口建築 at 15:09Comments(0)

2011年01月08日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

少し遅い挨拶となりましたが、ご勘弁を。

年明け最初から、新築の確認申請やら何かと追われてしまい遅くなりました。

確認申請って何? 

と思う方もいらっしゃるかと思いますが、

簡単に言うと、ここの土地にこの大きさでこんな形の家を造りますけどいいですか?と

行政に申請することです。

これをしないと家を建てることはできません。

中には、自分の土地に自分の家を建てるんだから何でそんな事しないと行けないんだと、

思う方もいるかもしれませんが、これは、建築士の方に設計して図面を書いて、書類を

作ってもらい行政に検査をしてもらうことによって、ご自分の財産である住宅を守るためでもあります。

確かに設計から申請・監理まで頼むと、決して安い金額では、ないですが、長い間安心して

住める住宅を造る為には、必要なことなのです。


追伸

もう少しで、木造平屋建ての新築工事が、始まります。

こちらも、随時、レポートしていきたいと思います。  


Posted by 谷口建築 at 15:48Comments(0)

2010年12月15日

地盤調査

今日は、家を建てる前(設計段階)に行う地盤調査に行ってきました。

地盤調査は、『遣らなくても良いんじゃないの?』と言われる方もいらっしゃいますが、
実は、家の耐久性にとても重要な事なのです。いくら、基礎や建物を耐震性の強い作りにしても、
元の地盤が、悪ければ、如何しようもありません。不同沈下が起こったり、
歪が生じたりすることもあります。だから、地盤調査は、必ずやりましょう。
昔からとても地盤のいい所だと言われている所でも、費用と時間は、それほど掛らないので、
長く住む為の安心を手に入れるためにも、ぜひ地盤調査は行いましょう。






この様な機械を使って、先端にドリルの様な物がついた鉄の棒を回転させ貫入して調査します。
この棒を貫入する事によって、地盤がどのような状態か調べ、その結果によっては、
杭打ちや地盤改良などの地中の補強をする事が有ります。
  


Posted by 谷口建築 at 17:02Comments(0)

2010年12月09日

一年ぶりの再開

解体
 お施主さんの40年間住み慣れた思い出の詰まった家を建て替えのために解体することになりました。
 嬉しさ半分、さみしさ半分と仰ってました。  





解体と言ってもただ潰す訳ではありません。
木材・金物・コンクリート・屋根材・畳など様々な物を仕分けしながら解体していくのです。













最初は手作業で、次は、機会を使って潰していきます。



一年ぶりの再開となりましたが、これからいろんな情報を発信できるように頑張ります。




  


Posted by 谷口建築 at 16:46Comments(0)

2009年11月10日

窓が入りました。だんだん形になってきました。これからも進み具合を載せていきますので、よろしくお願いします。
  


Posted by 谷口建築 at 19:00Comments(0)

2009年11月09日

検査

今日は、瑕疵担保責任保険の検査がありました。屋根工事完了後に行われるものです。検査員の方に、しっかりと作ってあるとほめていただけました。  


Posted by 谷口建築 at 13:59Comments(0)

2009年10月30日

建前

建前をしました。
平屋の広々した間取りのお宅です。
出来上がっていくようすを随時、ご紹介します。  


Posted by 谷口建築 at 11:54Comments(0)

2009年10月30日

久しぶり

久しぶりに投稿しました。新しい現場が始まりました。これから随時、現場の様子を投稿したいと思います。よろしくお願いします。  


Posted by 谷口建築 at 10:41Comments(0)

2007年06月04日

商品発表見学会


商品発表見学会を6月2日、3日でやりました。住宅設備など展示して見てもらいました。満足していただけない部分も多かったと思いますが、好評のうちに終えることができました。ありがとうございました。これからも見学会等のイベントをやりますのでよろしくお願いします。ブログも続けてやれるようにがんばります。  


Posted by 谷口建築 at 13:32Comments(0)

2007年05月29日

サンテの家 商品発表見学会開催のお知らせ

6月2日・3日(AM10時~PM6時)にサンテホームにて商品発表見学会を開催します。
自然素材にこだわった家づくりの方法を確かめてみてください。

開催場所  静岡県浜松市南区頭陀寺町302-6(谷口建築内)。谷口建築の看板が目印です。  


Posted by 谷口建築 at 15:40Comments(0)